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レンストXG3弾のスターターセットについて考える [レンスト/よもやま話]

レンストXG3弾はスターターが今週発売され、管理人の手元にも届いている。今回はスターターの内容について紹介する。
 
 レンストXG3弾のスターターセットは全部で3種類に分かれている。スターターセットの外見から、どのデッキかを見分ける方法は無い。それぞれのセットに封入されているカードの内容は一定。カードの他にはルール解説シート2枚(内一枚はプレイシート付き)/用語集1枚/カードリスト1枚(スターター封入のものはレアリティ記載無し)/イベント・キャンペーン告知のインデックスカード1枚が封入されている。レアリティ別の封入数は、スターター限定のカードはSR1枚/R2枚で固定されているのだが、その他のカードはデッキ毎に異なる為、今回はデッキ毎に記載する。どのセットも再録カードが含まれている。なお、再録カードの内のRのカードは、すべてXGのRのカードに準じた、必要パワー/カード名/カテゴリ/SP欄が金文字の仕様となっている。また、今回はスターターに一枚ずつ、コマンダーカードが含まれている。コマンダーカードはレアリティ上はNに分類されているが、現時点での入手方法はスターターのみないので注意が必要だ。
 再録カードが含まれているのは、レンストXG3弾で初めてレンストを始める方にやさしい設定だ。また、過去のブースターで出現率が低かったカードも再録されている為、欲しいカードがある方には確実に入手できる事がメリットになるだろう。
 3種類のスターターセットは、それぞれそのまま開封しただけでデッキが成立するように作られている。以下に、各デッキを検証した結果の雑感を記してみたい。

TYPEA 仮面ライダーWデッキ(SR1・R8・NR7・N25)
 ユニットを破壊する効果を持つユニットが豊富に含まれているので、敵軍のユニットを制圧したい方にお勧めできる。スターター限定のSRは仮面ライダーW・HJ/スターター限定のRは仮面ライダーキバーラ。再録のRは闇の戒律/仮面ライダーガオウ/仮面ライダーW・HM、再録のNRはデスガロン/冥府神ドレイク/炎の騎馬になる。コマンダーカードはドン・ホラーが封入されている。
 一見して、その隙のないデッキ構築に脅威を感じる構成になっている。再録カードの中では、かつて入手が困難でシングルカードの価格も高騰していた、闇の戒律/炎の騎馬が目玉になるだろう。もっとも、どちらのカードも一枚しか再録されていないので注意が必要だ。
 デッキの理想的な展開としては、闇の戒律の上に重ねられたカードを、異次元調達屋カブトで回収するコンボが回せるようになるのがベストだ。闇の戒律が一枚しかないのがネックだが、このコンボが成立すれば相当有利になるし、コマンダーカードのドン・ホラーの能力もこのデッキのコンセプトに合っているので好ましい。
 闇の戒律が再録されている時点で、このデッキは今回のスターターの中でも一番人気になる可能性が高い。このデッキは優先して入手する様に手配しても損にはならないはずだ。


TYPEB アニマルジョイントデッキ(SR1・R8・NR6・N26)
 このデッキは、「特徴:獣」を持つユニットと、JCを持つユニットが豊富に含まれている。JCを狙う為のカードもデッキに投入されているので、積極的にJCを狙いたいところだ。スターター限定のSRはアバレマックス/スターター限定のRはガオマックス。再録のRはニンジャレッド/天空聖者マジエル/Jパワー、再録のNRはガンマジン/ソードクラッシャー/ゴートクラッシャになる。コマンダーカードはダップが封入されている。
 ガオマッスルの合体を狙っていきたいところだが、このデッキの場合はデッキ操作/手札ドローの為のカードが殆ど含まれていない。ガオマッスルの素体は各3枚ずつ入っているが、それだけで合体が出来るほど実際の対戦は甘くないだろう。デッキをチューンする場合は、真っ先にデッキ操作/手札ドローの要素を組み込みたい。
 とはいえ、このデッキも入手が困難だったカードが再録されているので積極的に活用したい。中でも、天空聖者マジエルは自軍エリアにいるだけでマルチカテゴリのSユニットはストライクが一切できなくなるので、敵軍には十分な脅威になるはずだ。
 
TYPEC インセクトライドデッキ(SR1・R8・NR7・N25)
 強力な効果を持つビークルと、多数用意されている「特徴:昆虫」のユニットに加え、RC持ちのユニットも豊富に用意されているデッキだ。RCを積極的に使用したい方にお勧めできる。スターター限定のSRはスーパーブルービート/スターター限定のRはブルービート。再録のRは仮面ライダーデルタ/インプットカードガン/ビーファイタークワガー、再録のNRはファイブテクター/仮面ライダーレイ/ビーファイターテントウになる。コマンダーカードは立花藤兵衛が封入されている。
 何といっても目を引くのが、コマンダーカードの立花藤兵衛。前回のこのブログの記事でも紹介済みだが、サイクロンとの組み合わせが間違いなく凶悪、ビートチェイサーとの組み合わせも山札を操作する手段としては極めて有効だ。ただし、立花藤兵衛の能力にはデメリットがあるので、能力を使用するかどうかはスタート時の手札の内容との相談が必要だ。ビークルがラッシュ出来れば後は局面に応じて適切なRCを発動するだけで有利に立てるので、安定性はかなり高いといえる。
 難点を上げるとすれば、再録のRのカードが他のスターターの再録のRのカードと比べて見劣りしてしまう事だろう。どのカードも汎用性が低く、一部のデッキにしか役に立たない可能性が高いので物足りない。汎用性の高いカードでは、ファイブテクターが再録されてるので有効に活用したいところだ。

 どのデッキも、開封してそのままシャッフルするだけでも、デッキとして成立する構成になっているとはいえる。レンストを始めて間もない方は、スターターセットを購入して、しばらくはそのままの構成で遊んでみるのもいいだろう。また、全体にデッキとしては安定している為、デッキによってはそのままの構成で大会で勝ち抜くことも不可能ではないだろう。さらに、デッキとしての誤りも見当たらない為、初心者の方の為のデッキ構築の指針としても使えるはずだ。ただし、どのデッキも適度に物足りない点は含まれている為、それらの欠点を解消する為にはデッキのチューンが必要になる。デッキのチューンの基本はいらないカードを抜き、必要なカードを増やしてデッキの回転を安定させる事なので、このデッキを基にしてデッキのチューンに挑戦してみて欲しい。

レンストXG2弾のスターターセットについて考える [レンスト/よもやま話]

レンストXG2弾が今週発売され、管理人の手元にも届いている。今回はスターターの内容について紹介する。
 
 レンストXG2弾のスターターセットは全部で3種類に分かれている。スターターセットの外見から、どのデッキかを見分ける方法は無い。それぞれのセットに封入されているカードの内容は一定。カードの他にはルール解説シート1枚/プレイシート1枚/用語集1枚/カードリスト1枚/ドギー・クルーガーのコマンダーカードが印刷されたインデックスカード1枚が封入されている。レアリティ別の封入数は、スターター限定のカードはSR1枚/R2枚で固定されているのだが、その他のカードはデッキ毎に異なる為、今回はデッキ毎に記載する。どのセットも再録カードが含まれている。なお、再録カードの内のRのカードは、すべてXGのRのカードに準じた、必要パワー/カード名/カテゴリが金文字の仕様となっている。また、今回はスターターに一枚ずつ、コマンダーカードが含まれている。コマンダーカードはレアリティ上はNに分類されているが、現時点での入手方法はスターターのみないので注意が必要だ。
 再録カードが含まれているのは、レンストXG2弾で初めてレンストを始める方にやさしい設定だ。また、過去のブースターで出現率が低かったカードも再録されている為、欲しいカードがある方には確実に入手できる事がメリットになるだろう。
 3種類のスターターセットは、それぞれそのまま開封しただけでデッキが成立するように作られている。以下に、各デッキを検証した結果の雑感を記してみたい。

TYPEA ドラゴンストライクデッキ(SR1・R8・NR8・N24)
 ドラゴン系/タイガー系のカードが豊富に含まれたデッキで、合体を楽しみたい方にお勧めできる。スターター限定のSRは大連王/スターター限定のRは仮面ライダー龍騎。再録のRはチェンジドラゴン/仮面ライダーリュウガ、再録のNRは仮面ライダーアマゾン/黄伝獣龍星王/キングピラミッダーPF/白熱する実況になる。コマンダーカードは向井健三博士が封入されている。
 大連王への合体は相当厳しいと思われるが、大連王の素体の天空気殿のラッシュはキングピラミッダーPFにより負担が軽減できる構造になっている。何度かプレイングを繰り返せば、大連王に合体できるチャンスも生まれるはずだ。
 個人的には、このデッキで気伝獣ウォンタイガーが再録される事を期待していたが、残念ながらその期待は裏切られた形となっている。それでも、入手困難な白熱する実況が再録されているのは、ポイントが高いといえるだろう。

TYPEB ファイナルフォームライドデッキ(SR1・R8・NR19・N13)
 必要パワーが軽い「特徴:仮面ライダー」のユニットカードを主軸に、連続ストライクとユニットの除去による場の制圧を目指すデッキで、仮面ライダー系のカードが好きな方にお勧めできる。スターター限定のSRは仮面ライダーディエンド/スターター限定のRは仮面ライダーキバ。再録のRはニンジャブラック/仮面ライダーG3/共同戦線、再録のNRはニンジャマン/デネブ/仮面ライダーZXになる。コマンダーカードは正木俊介本部長が封入されている。
 隙のないデッキ構成やコマンダーカードの効果の強さから、このデッキは今回のスターターの中では間違いなく最強の強さといえるだろう。このスターターデッキで、大会上位に食い込む事も不可能ではないはずだ。仮面ライダーディエンドは、必要パワーが低めの「特徴:仮面ライダー」のユニットカードと非常に相性のいい能力を持っているので、ぜひその強さを体感してみて欲しい。

TYPEC スペースメカニックデッキ(SR1・R8・NR7・N25)
 豊富に用意されている山札/捨て札/パワーゾーン操作の手段を使用する事で、デカレンジャーロボSCのラッシュを目指すデッキで、デッキ操作を楽しみたい方にお勧めできる。スターター限定のSRは仮面ライダーファイズBF/スターター限定のRはデカレンジャーロボFC。再録のRは宏のオルゴール時計/JPカード/オメデトロフィー、再録のNRはディケイドファイズになる。コマンダーカードはヌマ・O長官が封入されている。
 手札を増やす手段も山札を操作する手段も用意されているし、レッドラダー&キングライナーのコンボも使用できるので、デッキ操作は存分に楽しめるだろう。また、再録のRはいずれも使用頻度が非常に高いので、今まで入手していなかった方にとって有難いはずだ。ヌマ・O長官は合体ロボットのデッキを作成するのに便利なコマンダーカードなので、入手してデッキ作成に生かしてみて欲しい。

どのデッキも、開封してそのままシャッフルするだけでも、デッキとして成立する構成になっているとはいえる。レンストを始めて間もない方は、スターターセットを購入して、しばらくはそのままの構成で遊んでみるのもいいだろう。また、全体にデッキとしての安定度が増している為、デッキによってはそのままの構成で大会で勝ち抜くことも不可能ではないだろう。さらに、今回の構築デッキにはデッキとしての誤りは見当たらない為、初心者の方の為のデッキ構築の指針としても使えるはずだ。ただし、どのデッキも適度に物足りない点は含まれている為、それらの欠点を解消する為にはデッキのチューンが必要になる。デッキのチューンの基本はいらないカードを抜き、必要なカードを増やしてデッキの回転を安定させる事なので、このデッキを基にしてデッキのチューンに挑戦してみて欲しい。

レンストXG1弾のスターターセットについて考える [レンスト/よもやま話]

レンストXG1弾が今週発売され、管理人の手元にも届いている。今回はスターターの内容について紹介する。
 
 レンストXG1弾のスターターセットは全部で3種類に分かれている。スターターセットの外見から、どのデッキかを見分ける方法は無い。それぞれのセットに封入されているカードの内容は一定。カードの他にはルール解説シート1枚/プレイシート1枚/用語集1枚/カードリスト1枚/キャンペーン用インデックスカード1枚/ライダーチケット1枚/が封入されている。レアリティ別の封入数は、スターター限定のカードはSR1枚/R2枚で固定されているのだが、その他のカードはデッキ毎に異なる為、今回はデッキ毎に記載する。どのセットも再録カードが含まれている。なお、再録カードの内のRのカードは、すべてXGのRのカードに準じた、必要パワー/カード名/カテゴリが金文字の仕様となっている。
 再録カードが含まれているのは、レンストXG1弾で初めてレンストを始める方にやさしい設定だ。また、過去のブースターで出現率が低かったカードも再録されている為、欲しいカードがある方には確実に入手できる事がメリットになるだろう。
 3種類のスターターセットは、それぞれそのまま開封しただけでデッキが成立するように作られている。以下に、各デッキを検証した結果の雑感を記してみたい。

タイプ1 10人ライダーデッキ(SR1・R8・NR13/N18、カテゴリ:MA&OT&ET)
 デッキ名の通り、デッキ中のSユニットの内10種類が「特徴:仮面ライダー」を持つ。スターター限定SRは仮面ライダースーパー1/スターター限定Rはディケイド クウガMF。
 ユニットの能力が全体に強力で、RCを発動する事で条件によりストライク/ダメージ付与が可能なユニットも含まれているので、ストライクに不自由することはなさそうだ。
 再録カードではモモタロス(ライダー2弾)/仮面ライダーX(ライダー2弾)/ハリケンウィンガーが使いやすい。仮面ライダーデッキを作るのに必要なカードが多数含まれているので、これから仮面ライダーデッキを作りたい方はこのデッキを参考にするとよいだろう。
 
タイプ2 パワーアップヒーローデッキ(SR1・R8・NR17/N14、カテゴリ:WB&MA)
 合体が可能な組み合わせが1種、強化型ユニットのラッシュが可能な組み合わせが5種含まれている。スターター限定SRは仮面ライダーワイルドカリス/スターター限定Rはアバレンオージ。ユニットの合体/強化を楽しみたい方にはお勧めできるデッキ構成だ。
 このデッキに入っている合体ロボットはアバレンオージだが、素体の爆竜ティラノサウルスも爆竜トリケラトプスも再録されている為、これからアバレンオーのデッキを作りたい人には助けになる事だろう。ただし、爆竜プテラノドン/アバレンオーは再録されていないので、こちらは別途入手してほしい。
 再録カードにはかつてトーナメントシーンで猛威をふるったアバレブラックも含まれている。その他には、ベリーが再録されているので、強化型ユニットを中心とした、面白いバトルができそうだ。

タイプ3 メカニカルポリスデッキ(SR1・R8・NR7・N25、カテゴリ:OT&ET)
 「特徴:メカ」または「特徴:警察」を持つSユニットを中心に構成されている。スターター限定SRは宇宙刑事シャイダー/スターター限定Rはターボロボ。
 宇宙刑事シャイダーはシンプルながら、強力なテキストを持つカードだ。宇宙刑事を主軸にしたデッキなら、今後は活躍することが見込まれる。
 他のカードもそれぞれラッシュがしやすいように考慮されている…と言いたいところだが、このデッキにはデッキ構築上のミスが発生している。主力ユニットの一つである電子星獣ドルはラッシュに追加条件があるのだが、その追加条件として必要なユニットである超次元高速機ドルギランがこのデッキには含まれていないのだ。これでは電子星獣ドルがラッシュ出来ないので、デッキとしての完成度もそれだけ下がってしまう事だろう。
 再録カードではOTのLユニットをラッシュする時に便利な「デンジ犬アイシー」が目玉になる。かなり使い出のあるカードなので、今後OTのLユニットを主軸にしたデッキを作る時には助けになる事だろう。

 どのデッキも、開封してそのままシャッフルするだけでも、デッキとして成立する構成になっているとはいえる。レンストを始めて間もない方は、スターターセットを購入して、しばらくはそのままの構成で遊んでみるのもいいだろう。また、全体にデッキとしての安定度が増している為、デッキによってはそのままの構成で大会で勝ち抜くことも不可能ではないだろう。ただし、どのデッキも適度に物足りない点やデッキとしての誤りが含まれている為、それらの欠点を解消する為にはデッキのチューンが必要になる。デッキのチューンの基本はいらないカードを抜き、必要なカードを増やしてデッキの回転を安定させる事なので、このデッキを基にしてデッキのチューンに挑戦してみて欲しい。

クロスギャザー講習会について考える [レンスト/よもやま話]

 レンストXGの発売に伴う新規ユーザーの獲得を狙う目的で、6~7月にかけて全国各地でクロスギャザー講習会が開催されている。管理人も先日講習会には参加していたので、その概要について紹介させていただく。

 クロスギャザー講習会の開催を申し込んだ店舗には、講習会用のキットとしてレンタルデッキセットとスタートマガジン(ルールを記載したパンフレット)が送られる。スタートマガジンはゲームを始めるにあたって必要な事項(カード種別/コストの支払い方/ゲーム進行等)が記載されていて、順番に読み進める事で初めての方でもゲームがプレイできるように考慮されている。
 また、レンタルデッキセットには「ヒーローデッキ」「合体ロボデッキ」の2つの構築済みデッキが含まれ、講習会で実際にカードに触れながらルールを学べるように考慮されている。まだレンストXGのルールが完全に固まっていない事から、デッキは既存のカードのみで構成され、カードのレアリティもNRまでにとどまっている。また、デッキに入っている全てのカードは2枚ずつ投入され、20種のカードで構成された40枚デッキとなっている。レンストの醍醐味であるNCやゾードアップが出来るようにデッキが設計されている為、初めてレンストに触れる方でも経験者の補助があれば、十分に楽しめるデッキになっている。
 今回はバンダイからスタッフが派遣されて講習を行う内容にはなっていない為、講習の指導は経験者が行う事になる。それでも、スタートマガジンを手にとりながら同じデッキを使う事でルールの思い違いの訂正の機会や新規ユーザーを獲得出来る機会はあると思われるので、これからレンストを覚えたい方が近くにいらっしゃるようなら、お誘い合わせの上講習会には参加して頂きたい。

レンスト9弾のスターターセットについて考える  [レンスト/よもやま話]

 レンスト9弾が今週発売され、管理人の手元にも届いている。今回はスターターの内容について紹介する。
 
 レンスト9弾のスターターセットは全部で3種類に分かれている。スターターセットの外見から、どのデッキかを見分ける方法は無い。それぞれのセットに封入されているカードの内容は一定。カードの他にはルール解説シート1枚/プレイシート1枚/用語集1枚/カードリスト2枚が封入されている。レアリティ別の封入数は、スターター限定のカードはSR1枚/R2枚で固定されているのだが、その他のカードはデッキ毎に異なる為、今回はデッキ毎に記載する。どのセットも再録カードが含まれている。
 再録カードが含まれているのは、レンスト9弾で初めてレンストを始める方にやさしい設定だ。また、過去のブースターで出現率が低かったカードも再録されている為、欲しいカードがある方には確実に入手できる事がメリットになるだろう。
 3種類のスターターセットは、それぞれそのまま開封しただけでデッキが成立するように作られている。以下に、各デッキを検証した結果の雑感を記してみたい。

タイプ1 ウイングデッキ(SR1・R8・N31、カテゴリ:OT&ET)
 デッキ中18枚が【ウイング】を持つ為、【ウイング】を使用できる機会は多くなるだろう。スターター限定SRはブラックコンドル(2nd)/スターター限定Rはセイクウオー。
 セイクウオーの素体には「特徴:炎神」のMユニットを山札からラッシュ出来るジャン・ホエールが含まれているし、メガウインガー(ファイターモード/フライヤーモード)も「特徴:シルバー」を含むカードが含まれているのでラッシュできる機会は多そうだ。
 再録カードはデカレンジャーのカードが含まれているので、これからデカレンジャーの「特徴:SWAT」を使用したデッキを作りたい方はこのデッキを基にするといいだろう。欠点をあげるとすれば、デッキ中にNRのカードが1枚も含まれていない事と、再録カードの目玉であるデカスワンが1枚しか入っていない事。また、デッキ中には「特徴:恐竜」のカードは1枚も無いのに、Vコマンダーが再録されているのも解せない所だ。

タイプ2 合体ロボデッキ(SR1・R8・NR8・23、カテゴリ:OT&ET)
 マジブルーorチェンジフェニックスのNCを作動して手札を増やし、ギンガイオーorギガフェニックスのラッシュにつなげる事を目的とするデッキ。チェンジフェニックスのNCを作動する為には敵軍ユニットを持ち主のパワーゾーンにダメージにしておくことが必要なのだが、このデッキには敵軍ユニットを持ち主のパワーゾーンにダメージにしておくことが出来るユニットは9枚含まれているのでNCを発動する機会はあるだろう。
 それよりも問題なのは、このデッキはギガフェニックスが含まれているのにギガフェニックスをラッシュ出来る可能性が無い事だろう。というのも、ギガフェニックスは分身獣ギガウイングを捨て札にする事が必要なのだが、分身獣ギガウイングをラッシュする為には「特徴:母艦」を持つユニットが存在している事が必要であり、このデッキには「特徴:母艦」を持つユニットは1枚も含まれていないのだ。デッキ構成としてはこれは致命的であり、このデッキをそのまま使用する場合はギガフェニックス・ギガウィングは機能しない事を意味する。
 再録カードにマジマザー2枚が含まれているのはうれしいところだが、デッキの性能としては一段劣る事は考慮しておこう。

タイプ3 12大レッドヒーローデッキ(SR1・R8・NR14・N17、カテゴリ:MA&ET)
 デッキ中の25枚が「特徴:レッド」のSユニットであり、スーパー戦隊魂を配備して「特徴:レッド」のSユニットを連続ラッシュする事を狙ったデッキ。スーパー戦隊魂は8弾環境から強さに定評があり、うまくデッキが回ればすぐ勝負がつくことも想像に難くない。ただし、このデッキにはスーパー戦隊魂は1枚しか入っていないので注意が必要だ。
 スターター限定のSRはレッドホーク(2nd)で、スターター限定のRはスペードエース。両方とも、使いでのあるカードなのでデッキを考えてみよう。また、再録カードもアカレッド/レッドファルコン/気伝獣龍星王が含まれており、いずれも「特徴:レッド」を利用したデッキではキーカードとなる事もうれしい点の一つだ。


 どのデッキも、開封してそのままシャッフルするだけでも、デッキとして成立する構成になっているとはいえる。レンストを始めて間もない方は、スターターセットを購入して、しばらくはそのままの構成で遊んでみるのもいいだろう。ただし、どのデッキも適度に物足りない点やデッキとしての誤りが含まれている為、それらの欠点を解消する為にはデッキのチューンが必要になる。デッキのチューンの基本はいらないカードを抜き、必要なカードを増やしてデッキの回転を安定させる事なので、このデッキを基にしてデッキのチューンに挑戦してみて欲しい。
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